自己肯定感を得るために〜自己受容へと至る道 レッスンその2 「今にいる」その1
こんにちはmikikoです。
なかなか自己肯定感が持てない、自分を肯定するってよくわからない、自分には価値などないと感じる。
そんな方(ちょっと前の自分も含めて)へ、なんとなく楽に生きるコツのようなものをご紹介していければと思って始めたブログです。
よかったらしばらくお付き合いくださいね。
頭の中はアロハ〜気分
今回はこちらの記事の続きです。
jikokouteiryoku.hatenadiary.jp
では早速今日のテーマに参りましょう。
今日のテーマ
「そもそも自己肯定感ってなんなのさ〜今にいるとは?」
前回の記事では、うまくいかない時についやってしまう頭の中のネガティブ反応解消についてお伝えしました。今回の記事では、マインドフルネスや瞑想、ヨーガなどでよく使われる「今にいる」、この状態に至るコツについてお伝えします。
「今にいる」。自己肯定感を持てないという経験を持つ方はよく耳にする言葉だと思います。
「いや、いつでもいるのは『今』でしょ?」というツッコミが聞こえてきそうですね😁
確かに体はここにある。だけど頭の中でネガティブな言葉がリフレインして現実がうまくいかない時、あなたの頭の中は過去にいます。もしくは過去の経験のトラウマに起因する不安な未来を予想している状態です(こちらのトラウマについてはまた日を改めて検証していきますね)。
フラッシュバックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。戦争や大きな事故などの経験をした際、もしくは麻薬などで通常の意識では経験できないような幻覚体験をした場合、通常の意識状態で生活していても、何かのきっかけでその時の状況が脳で再現され現実を浸食してしまうことです。
何かうまくいかないことがあって頭の中で自分を卑下したり、ネガティブワードで行動を制限されてしまったりする時、このフラッシュバックの軽度なものに起因することが多々あります。
その言葉の多くは成長過程で親もしくは先生、それに類する指導者などから叱られた経験を内面化してしまい、記憶の中のその人があなたの姿を借りてあなたに話しかけています。
でもちょっと待って!確かに子供の時にはいろいろ失敗もするし、力不足で一人では解決できなかったかもしれない。でも大抵あなたの目の前にあるうまくいかない現象は、成長したあなたの力で動かしていけることがほとんどです。
「ダメ」「できない」「私なんて」本当にそうでしょうか。
こんな言葉が頭の中に浮かんで行動を制限されている時、まずあなた自身に「本当にそうなの?」と問いかける必要があります。過去に置かれているあなたの思考、反応を現在の状況へと戻す。それが 「今にいる」です。
「今にいる」具体的にどうすれば良いの?
実は簡単なようで結構難しいこの状況。修行者と呼ばれる人が長い時間をかけてその状況に至るような状況です。本一冊軽く書けてしまいますね。
よく言われる方法としては
・目の前の作業に集中する
・呼吸を意識する
・グラウンディングワークをする
などがありますが、こちらは次回また詳しくご案内するとして、今回は困った時の頓服のようないつでもどこでも簡単にできる方法をご案内します。
1.気づく
なぁんだ〜って声が上がりそうですが、まずは思考が今から抜け出ていることに気づくのが始まりです。過去にいるのか未来にいるのか場合によっては他者の中にいるのか、散らばっている思考に気づくことからスタートです。
2.抵抗を止める
あぁ〜私今にいない〜どうしよう!戻らなきゃ〜!と抵抗を始めた途端体は緊張状態。ガチガチに思考を止めていて、力を抜いたら溢れ出しそうです。とりあえずは、「あ〜私今にいないな〜」という状態でOK。前回の記事でも述べたように、今にいない自分を最大限受け止めてみてください。
3.散らばった思考を無批判に袋詰めする
ここからはイマジネーションの世界に入ってきますが、「ダメ〜」「できない〜」「どうせ〜」のような行動を阻むような習慣化した言葉を検証したり批判したりしないで袋に詰め込んでしまいましょう。箱など想像しやすいもので大丈夫です。散らばった言葉を拾って一箇所にまとめるイメージで。
4.袋に入れた言葉を飛ばす、破裂させる
袋や箱に思考から生まれたネガティブな言葉を詰め込んだら、風船のように空へ飛ばす、または箱ごと破裂させるなど目の前から消え去るイメージが持てたらOKです。
いかがですか?こちらはあくまでも一時的な対症療法ですがちょっと頭がすっきりしたと思います。また個人的には以下のやり方も好きです。
5.目を閉じて片足立ちで30秒数える
電車の中などで特に有効な方法。目を軽く閉じて、片足をそっと上げて30秒間数えてみてください。20秒くらい経つとバランスを保つので精一杯。1秒が急に長く感じ出します。目を開けた時には先ほどのネガティブ思考がどこかに行ってしまっています。
上記で得られるスッキリ感を持続させることができたらこっちのもの!
そして別に持続させなくても、場面場面で細やかに対応していくことが「今にいる」コツを掴むことに繋がっていきます。ちょっと面倒ですが、楽しみながら習慣化させることが「今にいる」早道となってきますので、ぜひ試してみてくださいね。
本日も拙いブログを読んでいただき、ありがとうございました!