自分を好きになるテクニック〜自己受容へと至る道

自分を好きになりたい、自己肯定感を高めたい、そう思い続けて様々な方法を試しました。ほんの一瞬で世界は明るくなるはず!その瞬間を共有できたら嬉しいです。

自己肯定感を高めたいあなたへ

こんにちは、mikikoです。

今回は私がこのブログを書き始めたきっかけについてお話しながら

本題に戻って自己受容する事で自己肯定感を高めるコツをお伝えしようと思います。しばらくお付き合いいただけましたら幸いです。

 

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厳しいしつけの中に育つ

私の両親はもともと厳しい家庭に育ったこともあって、私のしつけについても非常に厳しい面がありました。特に勉学面において、満点でなければ0点と一緒、一番以外はビリ、東大早慶以外は大学とは呼ばない、など極端な価値観も持っており、テストでケアレスミス98点など取ると、怒鳴り、殴られました。

私自身もともと成績の良い子でしたが、さすがに勉強の末に取った98点で殴られていては心も体も持ちません。その場合どうなるかというと努力して取った点数が評価されない傷から逃れるため、努力を放棄するようになりました。

 

この思考癖がその後も深く染み付いてしまい、自己肯定感が低いことにも気付かず、依存症に陥ったり、うつ病と診断を受けたりする経験を重ね、生きづらさを抱えたまま大人になっていまいました。

 

どうしてもこの状況を治したいという一念から治療やセラピーなどを受けたり、本を読んだりして勉強したりする中で「自己肯定感」という言葉に行き着きました。

 

自己肯定感を高めて生きていきたい、そんな思いで様々な試みを重ねる中で一番困った事は、そもそも自己肯定感を持つという状態がどんな状態であるかわからないという事実でした。

 

あるがままで素晴らしいなんてわからない

 

幼い頃から否定的な言葉を投げかけられ育てられる中で、人間の成長とはこの摩擦を乗り越えて他社より強くなる事でようやく生き延びられるという観念を持ってきましたので自分のみならず他者にも厳しく、否定的な言葉を投げることが愛情とすら思っていたので、他人と馴染めない原因すらわからない状態から、「あるがままで素晴らしい」「存在するだけで価値がある」という言葉たちは自身のありようとあまりに距離があるように感じました。

 

鏡に向かって「あなたは素晴らしい存在です」と投げかけてみても心に響かず、「とにかく1000回クリアすれば世界は変わる」と言った根性論に落とし込んでしまい、苦痛は高まるばかり。「このような私は早く死んでしまえばいい」と思わない日はないほど混迷した日々を送っていました。

 

こんな私がなんとか人並みに働き、それなりに人と交流できるようになったのは「高める」「頑張る」と言った上方向へのエネルギーの持ち方から「受け入れる」「見つめる」というひたすら自分に寄り添う訓練を重ねた結果です。

 

次回に続きます。